シチリアでクリスマス(前編)

イタリア滞在中、12月20日から28日まで、シチリア旅行をしました。
「Christmas in Sicily」の写真を紹介。

a0101008_8295092.jpg
<ナポリの中心地>
シチリアへは、ナポリから船で渡ることにしました。
ナポリは、一言で言うと、街全体がスラム街のような印象があります。とにかく汚く、怪しい人がいたり、建物から建物に渡したロープに洗濯物が乾してあったりします。
町の中心へ行くと、まだ少しは良くなるのですが、それでも人々の教養が低いのか、マナーは悪いし、一方通行の狭い道を逆そうするバイクがいたりと、交通ルールも酷いものです。スクーターに3人で乗るのは、当たり前のようです。
よっぽどの事情がない限り、もう二度と訪れることのない町でしょうね。
但し、さすがピザは絶品だったわ!


ナポリからシチリアの都市パレルモへは、豪華(?)客船で渡ります。
出向は、8時PM。向こうへ到着するのは、6時AM。船で一泊です。
船の中でプレイルームを見たとたん、そこまでダッシュするきりんタン。両側に男の子がいますが、モテモテ少女な訳ではありませんよ。実は、滑り台を独占めしてしまったため、彼等がきりんタンに降りるよう、説得しているのです。
a0101008_841276.jpg
着きましたシチリア!
パレルモは、「世界で最も美しいイスラムの都市」とゲーテが称えたと伝えられています。
丁度、写真の赤い丸屋根が、イスラム建築になります。右の写真は、パレルモ観光のハイライトである、パラティーナ礼拝堂。建築様式はアラブとノルマン、ビザンティンの各様式が融合したもので、特にビザンティン・モザイクがユニークとされ、その美しさは、ラベンナやイスタンブールのサンタ・ソフィアを越えるものだとも言われるほどです。
但し、私は、ここの木製天井の方が魅力的に感じた。美しいと言えるのかは分からないが、非常に変っていて、見方によっては、蜂の巣がただれたような感じで、逆に(別の意味で)目が離せませんでした。
a0101008_1124046.jpg
パレルモで、意外に良かったのがマッシモ劇場です。ガイド付きで、中を見学できるようになっている。
100年以上の歴史を誇る劇場で、ヨーロッパでも最大級、イタリアでは一番大きいらしく、それがよっぽど自慢なのか、「ナンバー・ワン」と何度も繰り返すガイドが微笑ましい。
王様用のボックスがあるのだが、王様が訪れる前に君主制が終わり、結局ロイヤルボックスとしては一度も使われることがなかった。現在は、市長、及び市長に招待された者のみ使用出来る。それからゴッドファーザーのアルパチーノ???
「あぁ、これがあの映画のシーンの・・・」と、中に入っていったら、怒られた。ガイドさん、少々焦っていたけど、入っちゃったもんは仕方ないものね。でも、そんなにスペシャルな場所に、自分は足跡をつけて来た、と感動する。

<パレルモの市場>
a0101008_9381941.jpg
結局最後まで見つけられなったのが、サボテンの実を食べる時に使う、専用ナイフ。
うちの近くにあるサボテンにも、季節になると沢山の実をつけるので、欲しかったんだ。
それにしても、この辺一帯に広がるサボテン畑には、驚いた!だって、サボテンだよ!

シチリアは、最初から最後まで不味い料理に合うことがなかった。とにかく、何処でも手の込んだ旨いものが出てくる。それでも極めつけは、母が既にプランに入れていたレストラン。メニューはなく、日替わり料理。だからと言って、ナメてはいけない。これでもか~!とチャレンジしかけてくるかのように、次から次へと料理が出される。更に、ドリンク込みで、なんと一人一律30ユーロぽっきりなのだ!いや~、参りました!ここで食べたタコ、今まで食べた中で一番美味しかった。そして、この先一生、記憶に残る味となるだろう。
さてはて、レストランの名前・・・?
料理と値段の印象が強烈で、覚えているのは、道名のみ。
確か、Via Femina だったような。(あんま、意味ないか。)


<アグリジェント>
a0101008_952639.jpg
シチリアといったら、ギリシャ神殿。
今でも当時のままの神殿がゴロゴロしている。シチリア最大級で、保存状態がアテネのパルテノン神殿に次いで二番目に良いのを、ここアグリジェントで見ることができます。
正直、遺跡巡りしているうちに、感覚が麻痺してきてしまう。凄いのだが、それが当たり前のように存在するので、訳が分からなくなる。そして途中からは、大きな公園を散歩しているだけのような気持ちになってきてしまうのだ。
でも、ホテルの窓から、今見てきた神殿が、普通に現代の環境に溶け込んでいるのを目の当たりし、その偉大さを再確認させられた。
やっぱり凄い! 自分もまた、その歴史のかけらに関わったのだと思うと、クラクラした。
[PR]
by megimei | 2009-02-07 09:07 | ルシタニアを離れて
<< シチリアでクリスマス(中編) 現実は寒し >>