カテゴリ:ルシタニアを離れて( 15 )

ローマまとめ

<2009年2010年 年末年始>

三泊四日で、北に行きました。
まずは、ウルビーノ(Urbino)。
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繊細な木細工が有名な博物館やラファエロの生家などがあります。
床屋の入り口にあった、鳥かごが素敵!


ラヴェンナに向う途中で寄った、サン・レオ(San Leo)。静かで美しく、おとぎの国に迷い込んだよう。
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きりんタンは、始めて雪に触りました。冷たいので、不思議な反応を示してましたが、喜んで遊んでました。

イタリアは、モザイクの作品が各所にあるのですが、中でも有名なのがラヴェンナ(Ravenna)。
どこもかしこもモザイクづくしで圧倒されます。
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中でも私が気に入ったのが、この作品です。今まで見て来た中でも一番好きかも。可愛らしいデザインと、色がイイ。


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見よ。私たち親子のこの食べっぷりを! きりんタンは、このパスタの他にメインディッシュのチキンとポテトもペロっと平らげた。
エミリア・ロマーニャ地方の料理は、旨い!


最後のハイライトがサンマリノ共和国(Serenissima Repubblica di San Marino)。
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坂が非常に多く苦しい・・・。お腹が大きいのもあるので、余計に苦しい・・・。
私が妊婦であるのと、言う事をきかないきりんタンがいるのを計算に入れてなかったので、かなりタイトなスケジュールになってしまったのだけど、満足。これくらいが丁度良かったのかも。
夜景がなんとも美しかった・・・。


ローマに戻る途中にフィレンツェに寄ってランチ。ここは、子供の頃観光した事があるので、母の買い物に付き合うのみ。
記憶に残っているフィレンツェよりも汚いと思ったのが第一印象でした。
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by megimei | 2010-04-23 01:28 | ルシタニアを離れて

ローマまとめ

(記録のため)去年の夏に行った時の写真と、お正月に行った時の写真のまとめです。

<2009年夏編>
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マルモレの滝(cascata di marmore)は、ローマから車で二時間ほどの場所にあります。
この大規模の滝は、人工の滝。しかもローマ時代のものというのだから驚き!
滝そのものは、遠くにあるのに、水しぶきがミストのように降り掛かります。きりんタンは大喜びで、早速裸足になり駆け回ります。泥だらけになるのはいいけれど、柵に登って滝の下を覗き込むものだから、危なくて仕方ない。
ここから20分程で着くのが、ピエディルーコ湖(Lago di Piediluco)。
(オフシーズンで?)人が少なく、のーんびり。でもお洒落なリゾートっぽさも感じられる。私、いつかこういう湖の側で暮らすのが夢。


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ローマ市内は、水が豊富にあり、街のところどころに泉が湧き出ています。注意していないと、ローマのど真ん中といえど、きりんタンが水遊びを始めてしまいます。しかも、また裸足・・・。
今回にして始めてバチカン博物館に行きました。広かった・・・。でもポイントをしぼって見学したので以外に早く回る事ができました。きりんタンは博物館内のカフェに寄った時以外は、ずっと寝ていてくれました。
ローマの動物園にも行きました。家族揃ってナイスショット。しかし、よりによって「牛」の前で撮ってしまうとは。(牛って普通動物園にいる動物かぁ?)


滞在中に、イタリアの島巡り、及びアマルフィコーストをドライブ旅行しました。
まずは、イスキア(Ischia)島。
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ここは、温泉が湧き出る島です。
私はここの温泉が海から湧き出るスポットにどうしても行きたく、家族を説得。但し、行ってみると遥か下の方。妊娠しているかもしれないのに、リスクがありすぎると大反対をくらったのですが、こちらも粘る。時間をかけてゆっくり行きました。その甲斐もあり、なんとも素晴らしいスポットでした。
自分に丁度合う温度の場所を探して浸かるのですが、たまに熱い流れが来たりして・・・。
私がいた場所は、小魚やカニもいました。温いお水が好きな生き物もいるのね。

有名な青の洞窟を見学する為、カプリ島へ行きたかったのですが、問題があって行けなくなる。代わりに近くのプロチダ(Procida)島へLet's Go! ここは、映画「イル・ポスティーノ」が撮影された島です。
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お昼を食べ、散歩し、私の体を気遣ってか、早めに切り上げました。
この島は、映画で有名な事以外、特別な島ではないのですが、昔住んでいたキューバの街の様子に似ていて、懐かしい気持ちになりました。

ここらの島は、どこも小さいので、写真のようなカラフルな乗り物がタクシーとして走っています。かなり揺れるし、決して乗り心地が良いとは言えません。しかも巨大なエンジン音が、いかにも"がんばって走ってます"と主張している感じで、坂道とかになると、思わず一緒に踏ん張りたくなるの。

アマルフィ(Amalfi)の教会で女三世代(母、私、きりんタン)ショットを。アマルフィに限らず、このコースとラインは、唐辛子とレモンが産物となっています。
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店頭に列ぶ唐辛子の赤色がなんとも鮮やか。「自然バイアグラ」というのが売り文句になっていました。
この辺は、平たい土地がないからか、レモンは、日本のみかんのように段々畑で栽培されてます。そう、こんな崖っぷちを見事に利用しています。

ポジターノ(Positano)では、建物も崖っぷちに建ってます。何度も何度もため息が出るほど、美しい場所でした。
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青の洞窟に行けなかったのもあって、エメラルドの洞窟を見学。自然がかもし出す、透明感のある色に感嘆。
そして最後にガソリンを入れるために寄ったミノーリ(Minori)の海岸で、きりんタンと私は海水浴をしました。
地中海の水は、熱くも冷たくもなく、旅で疲れた私たちの体を心地よく包んでくれました。

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南は魚屋がかっこいい。
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by megimei | 2010-04-22 08:56 | ルシタニアを離れて

イタリアで年末年始

12月30日から、東京から妹と妹の次男が、一緒に正月を送る為、やってきました。
滞在中に撮った写真を紹介します。

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ローマから車で約一時間のところにトレビという町があります。この町は、世界遺産に指定された、ポルトガルで言うならば、シントラのような華麗な町です。この町には、Villa d'Este(エステ低)という、豊富な水を利用し、庭の斜面に無数の噴水が作られた素晴らしい宮殿があるのですが、今回は、ヴィッラ・アドリアーナを訪れました。
ここは、広大な場所に建てられた、ハドリアヌス帝の別荘です。敷地内にある建物は、30を越えるといわれているほどです。
実際まわっていても、訳が分からなくなるほど遺跡/建築物があり、最後は、のんびりと散歩、ピクニック、かけっこ等を楽しみました。
写真で紹介している以外で、良かったのは、海上劇場です。大きな池の真ん中に、演劇用の舞台がある、ロマンチックな劇場です。昔の皇帝は、贅沢だったな~。

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またまたアッシジに来てしまいました。今回は、別の城門から入り、目玉であるサンフランシスコ教会まで歩いたので、以前とは違った町の一面を見た感じです。ここは、いつでも、観光客が多いのですが、それも分かる気がします。私は、聖フランチェスコも、アッシジも大好きです。
そうそう。ここ修道士は、冬でもマント(?)にサンダル姿です。ヒェ~!

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Narniを訪れるのも二度目になります。石造りの町並みが美しく、いつ来ても心が和みます。街全体が語りかけてくるようです。まるで、Narniに足を踏み入れた途端、物語が始まるような・・・。

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いつも素通りで、今回初なのが、ここスポレート。Narniと同じような石造りで、ひっそりとした町ですが、ウンブリア州では、アッシジの次に大きな町だけあって、洗練されています。この辺りは、どこでシャッターを押しても、記念になる一枚が撮れる気がします。

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トスカーナ州、ウンブリア州の町々には、名物のオリーブオイル、チーズ&トリュフのお店が数々あります。私は、絞りたてで、ろ過されていないオリーブオイルを記念に買いました。いつ開けようかと、ワクワクしています。


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なんと今回は、20年以上も前の友達との再会を果たしました。彼は現在家族とアフガニスタンに住んでいるのですが、年末で実家に戻ってきていたのです。
アフガニスタンでは、普通に外出が出来ないので、ローマでは毎日町を歩いているみたいです。「フラフラと歩いているだけでも、幸せ」とはしゃぐ、ボストン出身の奥さん。現代の波にドップリ浸かり、平和ボケしている自分が少々恥ずかしかったです。
しかしまぁ、こうして大昔の友に会えるのも、テクノロジーの賜物である、インターネットによって、世界が狭くなったおかげでしょう。

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最後におまけとして、止められない、止まらない!きりんタン写真です。
お絵かき用にと、母が買ってくれたペンを持たせたら、自分の皮膚に画き始めてしまいました。しかも大喜びのこの表情を見たら、怒るに怒れません。
もう一枚は、従兄弟のお兄ちゃんと一緒に大好きなお風呂です。

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更におまけ。ポルトガルでは食べられないので、ローマに行ったら、必ず父に連れていってもらうのが、韓国料理屋です。激辛、激ウマ、超しあわせジャ~。
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by megimei | 2009-02-19 09:42 | ルシタニアを離れて

シチリアでクリスマス(後編)

旅の後半の拠点は、ここシラクーサです。
到着したのは24日だった為、店はどこもClosed。でも、ミニキッチン付きの宿だったので、近くのミニスーパーが閉まる前に駆け込み、食材を調達。豪華ではありませんが、アットホームなクリスマスイブを皆で祝いました。
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写真(上)は、「ネアポリ考古学公園」にある、ギリシア劇場です。
古代地中海の劇場には、主にギリシア人が建設したものとローマ人が建設したものが混在しており、この両者の建築模様には、決定的な差があります。
ギリシア人が築いた劇場の観客席部分は基本的に独立した建築ではなく、背後の斜面を通常利用します。よって平らな土地にはなく、町中にもあまりありません。一方ローマ人達は、平らな土地(特に町中)に大きな劇場をいくつも築きました。
結果としてギリシア人達が築いた劇場の方が現代では自然と調和していて美しく、その一例として、このシラクーサの劇場が上げられます。
ご覧のように、この劇場は、山/岩の斜面を利用し、全て堀削ってこの形状を残したのです。(毎年5月中旬~6月まで古代ギリシャ劇が上演される。)
次の写真(左下)は、同じ公園内にある、入り口が耳の形に似ている洞窟、「ディオニシオスの耳」(カラバッジョ命名)です。
この入り口部分は、高さ36メートルもあります。中は、真っ暗で、誰か一人が声を出すだけで、そのエコーが響きまくり、他何も聞こえなくなります。私は、奥まで行かずに、出てきてしまいました。

もう一つの見所は、私達が滞在した旧市街である、オルティージャ島です。ここは、アルゼンチンやキューバの旧市街を思わせる、雰囲気のある場所でした。リスボンで言ったら、アラファマだろうか? 古びているが、エレガントな建物、迷路のような石畳の小道・・・昔からここらで生活する人々の生活臭が漂う街でした。
右下の写真は、同エリアにある、「アレトゥーサの泉」。なんと海の真横にあるに関わらず、真水が湧き出、パピルスが自生する泉です。ギリシャ神話でのニンフ、アレトゥーサが河神アルフェイオスに見初められ、彼から逃げるために変えた姿だとされています。はたして、泉に茂るパピルスは、アレトゥーサに寄生するアルフェイオスなのだろうか?
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最後の滞在地は、シチリアで最も有名なリゾート地、タオルミーナです。多くの方は、映画「グラン・ブルー」を思い出すのではないでしょうか?
ここに来て、行かねばならないのが、山の頂上に築かれたギリシア劇場でしょう。ギリシア人が築いた劇場の中でも最も美しいとされているのが納得できます。規模は小さいのですが、なにせ観客席が山頂から斜面に作られているので、景色の素晴らしいこと!
イオニア海の青く澄んだ海を見渡せ、目の前の舞台の向こうには、シチリアの象徴であるエトナ山がそびえています。
(こちらも、夏には、古代ギリシア劇&世界音楽祭が行われる。)
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さて、楽しかった旅も、もう終わりです。
帰りは、メッシーナまで出て、そこからフェリー船で、本土のヴィラ・サンジョバンニ(Villa San Giovanni)へ渡ります。所要時間約20分です。ホント、あっと言う間でした。
しかし、そこからローマまで、長~いドライブが始まるのでした。
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by megimei | 2009-02-19 03:15 | ルシタニアを離れて

シチリアでクリスマス(中編)

アグリジェントを訪れる前に、パレルモから車で数時間の、エリーチェ、モンレアーレ、トラーパニにも行きました。

<エリーチェ>
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この町は、標高751mの高台(サンジュリア-ノ山)に築きあげられています。
そこまで行くのに、一度ではまわりきれない急カーブが続く山道を登って行かねばなりません。しかも対向車線が来ると、崖から落ちてしまいそうで、思わず体を逆側に寄せてしまうのがおかしい。いやきっと、悲鳴を上げる母を含め、他のメンバーも息を止めるなり、何かしら方法を取っていたでしょう。
そんなスリリングな体験をして、たどり着くのは、現実の世界から忘れ去られたような、美しい町でした。
ギリシア人がアフロディーテを、ローマ人がビーナスを崇めた神殿があったことから、美と繁栄の聖地として古くから繁栄を遂げてきたエリーチェ。半日もあれば、まわりきれてしまう城壁の中にあるのですが、所々で神が優しくささやいているかのようでした。
ここから望む絶景も息を呑むほど美しく、空気が澄んでいる時は、アフリカ大陸のチュニジアが見えるそうです。

<トラーパニ>
ここは、アフリカ大陸に一番近いシチリア最西端の街だそうです。
半島の先端にある、リニーの塔からは360度の海の風景が見渡せます。
バロックの建築物が建ち並び、港町で裕福なのか、街全体が綺麗でお洒落な感じがしました。
また、マフィオーゾだったのが、一番印象に残っています。それは、少し街を散歩するだけで、プンプンと香ってくるほどです。
マフィアっぽい人ばかりがいる老舗カフェがあったり、(女性ではなく)男性が数人で街を歩き回ったりしているのです。しかも半径100メートルまで聞こえるような大声で話し合っているのが、リアルで怖かった。
実際かなり多くが存在するらしいです。まぁ、港町だから当然なのかな?
この頃つかまった、(マフィアの)ドンも、確かこのエリアの人だった気がする。普通の農家のおじいさんだったらしいです。
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<モンレアーレ>
カプート山の山腹にあります。ノルマン・アラブ様式のドゥオーモで有名です。1174年からわずか2年で完成した大聖堂は、黄金で輝くモザイクによって飾られています。
それがもう見事! 「えっ?!マジ~~~~ィ!」と驚くどころか、悲鳴です!
この手のモザイクは、既にパレルモで見ていたので、パスしようと思っていたのですが、来て正解。こっちの方が個人的には、見ごたえあったと思います。何せ、教会内の壁が全てモザイクで埋められているのです。下の段が、創造のストーリーで、上の段がノアの箱舟のストーリーになっていました。
上ばかり見て、首が疲れたら、下も見てください。床のアラブ式モザイクも立派でした。
庭園も、まるでそこだけ時間が止まったかのような空間でした。


シチリアの南島部にはバロック様式の町々として、名前が冠せられた世界遺産があります。町々と言うのは合計8つの町で構成されていますが、その中でも特に名が高いのが、ノート、カルタジローネ、ラグーサです。

ノートは、街全体がバロック様式の建築物で埋め尽くされているようでした。クリスマスミサの帰りなのか、人が沢山道に出ており、とても賑やかでした。
カルタジローネは、陶芸の町です。周辺で取れる粘土は良質で、古代ギリシア人も利用していたという話もあるくらいだそうです。現在は、中世にスペインから伝わった、マヨルカ焼きの技法が使われているみたい。ポルトガルの絵付けタイルのような感じです。
ここでの見所は、サンタ・マリア・デル・モンテの大階段ではないでしょうか。この142段の階段の一段一段に、異なる模様のタイルが施されています。要するに、142通りのデザインがあるのです。
ちなみに、私は、この階段を上まで登る勇気は、ありませんでした。よって、142種のデザインも見てません・・・。
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広場のベンチで休む、ハンチングおじいさんたちの光景は、ポルトガルと同じですね。

シチリアで、最も古い町のひとつが、ここラグーサです。
バロック様式の町のひとつですが、それよりも箱のような住居が目立ちました。
実は、シチリアで一番非魅力的だと思ったのが住居なのですが、レンガを積んだだけで仕上げをしてなかったり、ペンキを塗っていなかったり、貯水用の青い(!)プラスチックタンクが建物の屋上に並んでいたりと、まるでスラム街のようです。
ここラグーサも例外ではないのですが、建物のあせた色が全体の調和を取っていて、可愛いらしいイメージを与えています。安野光雅さんの絵本を思い出しました
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イブラ地区(旧市街)を散歩した後は、ラグーサ地区(新市街)の中華でランチ。焼きそばの麺がスパゲティだった(ブラボ!イタリア!)のが印象的でした。美味しかったです。中華料理を食べて、ホッとするのは、やっぱり日本人だからでしょうかね~。
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シチリアには、このように、沢山の標識があります。
それでも、迷ってしまうのです・・・。
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by megimei | 2009-02-19 00:40 | ルシタニアを離れて

シチリアでクリスマス(前編)

イタリア滞在中、12月20日から28日まで、シチリア旅行をしました。
「Christmas in Sicily」の写真を紹介。

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<ナポリの中心地>
シチリアへは、ナポリから船で渡ることにしました。
ナポリは、一言で言うと、街全体がスラム街のような印象があります。とにかく汚く、怪しい人がいたり、建物から建物に渡したロープに洗濯物が乾してあったりします。
町の中心へ行くと、まだ少しは良くなるのですが、それでも人々の教養が低いのか、マナーは悪いし、一方通行の狭い道を逆そうするバイクがいたりと、交通ルールも酷いものです。スクーターに3人で乗るのは、当たり前のようです。
よっぽどの事情がない限り、もう二度と訪れることのない町でしょうね。
但し、さすがピザは絶品だったわ!


ナポリからシチリアの都市パレルモへは、豪華(?)客船で渡ります。
出向は、8時PM。向こうへ到着するのは、6時AM。船で一泊です。
船の中でプレイルームを見たとたん、そこまでダッシュするきりんタン。両側に男の子がいますが、モテモテ少女な訳ではありませんよ。実は、滑り台を独占めしてしまったため、彼等がきりんタンに降りるよう、説得しているのです。
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着きましたシチリア!
パレルモは、「世界で最も美しいイスラムの都市」とゲーテが称えたと伝えられています。
丁度、写真の赤い丸屋根が、イスラム建築になります。右の写真は、パレルモ観光のハイライトである、パラティーナ礼拝堂。建築様式はアラブとノルマン、ビザンティンの各様式が融合したもので、特にビザンティン・モザイクがユニークとされ、その美しさは、ラベンナやイスタンブールのサンタ・ソフィアを越えるものだとも言われるほどです。
但し、私は、ここの木製天井の方が魅力的に感じた。美しいと言えるのかは分からないが、非常に変っていて、見方によっては、蜂の巣がただれたような感じで、逆に(別の意味で)目が離せませんでした。
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パレルモで、意外に良かったのがマッシモ劇場です。ガイド付きで、中を見学できるようになっている。
100年以上の歴史を誇る劇場で、ヨーロッパでも最大級、イタリアでは一番大きいらしく、それがよっぽど自慢なのか、「ナンバー・ワン」と何度も繰り返すガイドが微笑ましい。
王様用のボックスがあるのだが、王様が訪れる前に君主制が終わり、結局ロイヤルボックスとしては一度も使われることがなかった。現在は、市長、及び市長に招待された者のみ使用出来る。それからゴッドファーザーのアルパチーノ???
「あぁ、これがあの映画のシーンの・・・」と、中に入っていったら、怒られた。ガイドさん、少々焦っていたけど、入っちゃったもんは仕方ないものね。でも、そんなにスペシャルな場所に、自分は足跡をつけて来た、と感動する。

<パレルモの市場>
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結局最後まで見つけられなったのが、サボテンの実を食べる時に使う、専用ナイフ。
うちの近くにあるサボテンにも、季節になると沢山の実をつけるので、欲しかったんだ。
それにしても、この辺一帯に広がるサボテン畑には、驚いた!だって、サボテンだよ!

シチリアは、最初から最後まで不味い料理に合うことがなかった。とにかく、何処でも手の込んだ旨いものが出てくる。それでも極めつけは、母が既にプランに入れていたレストラン。メニューはなく、日替わり料理。だからと言って、ナメてはいけない。これでもか~!とチャレンジしかけてくるかのように、次から次へと料理が出される。更に、ドリンク込みで、なんと一人一律30ユーロぽっきりなのだ!いや~、参りました!ここで食べたタコ、今まで食べた中で一番美味しかった。そして、この先一生、記憶に残る味となるだろう。
さてはて、レストランの名前・・・?
料理と値段の印象が強烈で、覚えているのは、道名のみ。
確か、Via Femina だったような。(あんま、意味ないか。)


<アグリジェント>
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シチリアといったら、ギリシャ神殿。
今でも当時のままの神殿がゴロゴロしている。シチリア最大級で、保存状態がアテネのパルテノン神殿に次いで二番目に良いのを、ここアグリジェントで見ることができます。
正直、遺跡巡りしているうちに、感覚が麻痺してきてしまう。凄いのだが、それが当たり前のように存在するので、訳が分からなくなる。そして途中からは、大きな公園を散歩しているだけのような気持ちになってきてしまうのだ。
でも、ホテルの窓から、今見てきた神殿が、普通に現代の環境に溶け込んでいるのを目の当たりし、その偉大さを再確認させられた。
やっぱり凄い! 自分もまた、その歴史のかけらに関わったのだと思うと、クラクラした。
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by megimei | 2009-02-07 09:07 | ルシタニアを離れて

看板むすめ

イタリアの、とっても可愛い看板むすめっ子たちです。

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ローマ、ナヴォーナ広場近くにあるチョコレート専門店。
ブリティッシュスタイルの店構えにつられて、扉を開くと、このワンちゃんが迎えてくれます。
そして店のおばあさんが、トロトロにとろけるチョコをミニ器に入れて、好みのトッピングをかけてくれます。
なんと、その器までチョコでした。食べちゃいました。
このワンちゃん、床の上でゴロンなんてことは、決してしない、お行儀ものです。

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ローマ、ティベレ川(トラステヴェレ地区)近辺で見つけた、個性的なお店。
看板むすめは、昼寝中でした・・・。
しかもなんと、ディスプレイにまぎれて。
寝ていても、しっかりと役目は果たしてます。私の目は、彼女に釘付け!
店内を見回すきっかけになったのも、このニャンコを入り口近くで見つけたからでした。

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パシニャーノ・スル、トラシメノ湖で泊まったホテルのアイドル、オエステちゃん。
宿の主人もイタリア人らしい、気持ちの良い女性でしたが、この子は、本当に賑やか!
更に、せっかちな性格なのか、チョロチョロと動き回って、客を部屋へとせかすのです。
部屋のドアを開けると、ちゃっかり入って行って、一周してから出て行きます。大したものです。
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by megimei | 2008-04-05 22:51 | ルシタニアを離れて

聖アントニオ祭

大分さかのぼって、イタリアでの事。

1月17日は、聖アントニオ・アバーテの日(彼が死んだ日)。
彼を守護聖人としている場所や、いくつかの小さな村では、この1月17日に
一番近い日曜日に、彼にちなんだイベントが行われます。

聖アントニオは、家畜を守る聖人として崇められています。
なので、この日に限って、家畜は教会に入ることを許されます。
そして、十字をきってもらうのです。
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私が行った村(Castelnuovo di Porto)では、小動物はまとめてミサ
が行われ、その後に馬は一頭づつ洗礼等を受けられるようになっていました。
とっても興味があり、わざわざ早起きし、本数の少ない列車に乗り、出向いた
のに、結局そのシーンは逃してしまいました。(何やってんだか)

それでも、久々に馬の美しい姿や、凛々しい少年、マフィア(?)のおじさんを
見ることが出来て興奮しました。
マフィアおじさんが、もっとハンサムだったら、文句なしだったでしょう。ププ・・・。
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聖アントニオ・アバーテ祭が根強く残る地域では、この聖人が、パンを分け
与えたことにちなんで、簡単に半分にちぎれるように切り込みを入れたパンが、
今でも焼かれているそうです。
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なお、サルデーニャ島やその他の地域では、この聖人は地獄の火を奪い、
人々に与えたと伝えられています。
その為、この聖人は「火の聖人」と呼ばれています。
「ブドウの蔓(つる)」を燃やすのが慣わしで、町の広場か教会入り口の前庭に
大きなかがり火が用意され、その周りで人々は踊り、歌い、宴を楽しみます。
これはなんと、紀元前10世紀から受け継がれてきた祭礼らしい!
紀元前4世紀にローマが勢力が拡大してからも、古代イタリア民族(イタリキ)
が、守り続けた伝統である。


ところで、ポルトガルで聖アントニオ祭と言えば、6月12日。
鰯を食って、食って、食いまくり、酔っ払う日である。
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by megimei | 2008-03-13 08:33 | ルシタニアを離れて

お買い物

イタリアで見かけた、ショップ、マーケット、出店


この国では、マフラーと帽子を立てて売るのね。<ポポロ広場>
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あらら~。おじさん、昨晩飲み過ぎたんじゃないのぉ。 <Campo di Fiori>
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立派なカボチャが並びます。ディスプレイ用かしら? <Campo di Fiori>


ポルトガルの(野外)マーケットと同じだ! <Cortona>
この辺りだと、ペッコリーノチーズが名物なの。濃厚な味に、蜂蜜との相性は抜群。 <Cortona>
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ポルトガルと違うのは、(モバイル)魚屋さんの商品の並べ方がきれいなこと。 <Cortona>
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それから、ポルトガルでは、揚げたての魚介も売ってない。 <Cortona>


これは、面白いアイディアだこと。 <Cortona>
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でも、これは、ちょっと怖い~。(左) <Cortona>
アメ屋さんに集まる客が全員おばさんなのは、何故?(右) <Cortona>
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盗人の多い国だとは、言うけれど、これはちょっと酷くありません? <ローマ>
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さすがアッシジです。修道士用のブティックを発見。 <アッシジ>
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綿菓子づくりのおじいさんが、ナイス。ナヴォーナ広場の出店は、どこもカラフルです。 <ナヴォーナ広場>
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なんともヨーロピアンなお店。ローマには、このような品のあるショップが結構あります。
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by megimei | 2008-02-26 04:11 | ルシタニアを離れて

オスティア・アンティカ

オスティア・アンティカ
ローマの南西約24km(国際空港の近く)にある、 B.C.400年末~500年初頭の遺跡で、 古代ローマの数ある遺跡の中でも特に重要な遺跡の一つ。

ローマ市内からだと、電車で往復2ユーロしかかからず、晴れた日であれば、お弁当を持って、のんびり行くにはもってこいの場所である。
むしろ、そのくらいの気持ちでないと、歩けど歩けど遺跡が続き、疲れてしまう規模なのだ。
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(果てしなく続く遺跡)


ここの遺跡が他になく重要な点は、庶民の生活を知る重要な手がかりを与えてくれる。
(有名な)ポンペイの遺跡の住宅構造が、裕福階級市民の独立住宅(ドムス)であるのに対して、オスティアは、庶民の集合住宅(インスラ)が数多く残っている。
また、店舗の構造が多く残っているのも、庶民の生活が伺えて面白い。
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(当時の酒場)

私がディスカバリーで見た情報によると、ここオスティアでは、5階建てアパートを作る技術まであり、更には二重ガラス窓/ドアを取り付けることまでやっていたらしい。
数多くある浴場の配管は、現在でも使えるし(但し、金属の成分が良くない)、壁からスチームを出すシステムだって申し分ない。
公共トイレは、風呂の水を使用するので、当然水洗である。
もう「凄い」としか言いようがない。


最後にちょっと失礼して、ローマ2000年以上前の遺跡の上で、きりんちゃんの粗相を始末させて頂きました。
a0101008_21231347.jpg
(Roman Theater 観客席で)
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by megimei | 2008-02-19 21:25 | ルシタニアを離れて