カテゴリ:心の鏡( 18 )

チャリティーランチ2012

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やっと去年から予定されていたチャリティーランチが終わった・・・。
勢いで実施した去年のと違って、今年はじっくりと計画できる時間があっただけに、かなり緊張した。
短時間で行った方が失敗する確立は高いだろうに、時間があると余計な事が頭をよぎり、むしろ不安になってしまう。
面白いものだ。

今年も皆で腕をふるった、和食料理がテーブルを飾り、いらしたゲストに大変喜んで頂けた。
今回は、日本のグッズ販売ブースを設ける事になり、それに向けてリスボンチームが折り紙のくす玉を初め、ハンドメイドクラフトを用意して下さった。

私は昔、イベントを企画/運営した事があるのだが、私たちは、非常に優秀メンバーだと思う。
主婦だけあって、良く気が回るし、動きも機敏。
「おーい!誰かコレやってー!」の声に、ゾロゾロと全員が同じ作業を初めてしまう学生とは違う。
更に先を読んで準備をしたり、自ら気づいた事を対処する。
なお、褒めたたえれば、それぞれの特技というのが、絶妙のパランスなのも素晴らしいのだ。

今回の会場は、理恵さん宅でした。エリックのコレクションが理恵さんの素晴らしい和インテリアと調和し、まるで博物館のような空間でした。
皆で「花」を合唱し、陽子さんにファドを歌って頂き、IWP代表の方が挨拶をする頃には、色んな思いが何十にも重なって、泣きそうになった。

世界を恐怖に巻き込んだ、東北大震災からやっと一年。
未だに苦しい思いをしている人もいるでしょう。解決せねばならない課題も山積みです。
こうして、遠い祖国を思う私たちの気持ちが、あめ玉になって子供たちの上に降りかかればいいのに・・・。
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by megimei | 2012-03-18 08:52 | 心の鏡

Virtual War? - バーチャル戦争

みなさんは、SOPAというのをご存知ですか?
ポルトガル語が出来る皆さん、スープの事ではありませんよ。

SOPA(Stop Online Piracy Act)とは、米国議会で審議されていた法案で、日本語では、「オンライン海賊行為防止法の法案」の事を言います。
言葉の通り、ネット上での著作権侵害コンテンツの取り締まりを目指すのが目的であります。

簡単に説明すると、あるサイトで、書物データや映画の(トレント)ファイルがダウンロードできるようになっているとします。それらのコンテンツに関わる出版社や映画制作会社などは、検索エンジンにそのウェブページの掲載禁止を命令したり、Paypal にはそのページの決済を取りやめるよう要求できるのです。

このSOPAの活動は、少しずつ認知が高まり、去年の暮れ辺りからは、抗議活動も目立つようになりました。
Mozilla やGoogle もロゴの上に黒いバナーを表示したり、今年1月半ばには、Wikipedia も24時間のブラックアウト(一時閉鎖)を実行しました。
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勿論、私たちにも影響が出てきます。例えば、Facebookとかに上で述べたようなサイトのリンクを張ってアップした場合、そのポストの削除を義務づけられたりします。そこで反抗しようものなら、政府の「差し止め」に遭い、シャットダウンされる可能性もあるのです。
オンライン上の個人情報をそんなにも簡単に排除されてしまうなんて、強引かつアンフェアだと思いませんか?

そもそも、この法案は、表現の自由を抑制していますよね。
戦後の日本や今の中国のように、不要な検閲を行って、国に有利な情報だけを流すのです。結局は、国が全てをコントロールしたいように思えてなりません。

・・・とここまで書いてなんですが、実は今回は、そのSOPAが、取りあえずは取り止めになった事を伝えたかったの。
これがその記事SOPA Is Dead
こちらが反対運動VICTORY- オンライン史上最大のプロテスト!
もう少しコンセンサスを得てから、スタートするそうです。

著作を守る適度なルールと言論の自由とが、バランスとれた体制が生まれるといいですね。
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by megimei | 2012-02-03 19:49 | 心の鏡

Serendipity

日本での夏休みから戻った約一週間後、家族から祖母の訃報が届く。

日本を発つ前、年老いて弱った祖母の手を取り、心の中で別れを告げた。そしてきっと再び会う事はないだろうと、覚悟しながらゆっくりと彼女のそばを離れたのだが、こんなにもあっけなく逝ってしまうとは。

数日後、子供たちを車に乗せ、家を出た。いつもと変わらぬ朝。
但し、いつもと違う事がその数分後に起きた。
隣村の古い家に住むよぼよぼなおばあちゃんが、道路にのり出して手を振っているのである。
ただ事ではないと予感し、急いで車を止め、事情を聞くと、なんてことない、ただのヒッチハイクであった。

彼女の行き先はエリセイラだったのだが、子供たちの保育園がある村まででも良いと言うので、乗ってもらう。
私の前に5台も車が通り過ぎていっただの、愚痴やら何気ない会話を交わし、保育園のある村に着いたのに、降りる気配なし。
結局、保育園で子供たちを降ろした時も、車の中で待っており、
「ここでいいわ。こっちの道を行けば、あなたの職場の方向でしょう」と言った場所が、既にエリセイラから車で2分もかからない場所だったのもあり、最後まで送る事にした。

「いやぁ、どうもありがとう。フルーツでも欲しいか?」と重そうな荷物に手を差し伸べるので、お断りし、お別れをした。
「それでは、おばあちゃん、さようなら」

その時、ふと気づいたのだが、この日は、祖母の告別式であった。
彼女の死に対して、虫の知らせもなく寂しく思っていたのだが、こうして世は、ちゃんと私に大好きなおばあちゃんとのお別れのチャンスを与えてくれたのだ。

年老いたおばあちゃんが、ゆっくりと去って行くのをバックミラーで確認しながら、目頭が熱くなるのを感じた。
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by megimei | 2011-11-04 08:58 | 心の鏡

仏かあさん

a0101008_1081997.jpga0101008_108458.jpga0101008_1091228.jpg私の友人には、素晴らしいママ(パパ)が沢山いる。
子供がどんなに小さくとも、しっかりと正面から向き合っているのである。
子供が騒いだり、暴れたり、ダダこねたり、泣き止まなかったりしても、感情的にならず、優しく話しかけたり、仲良く遊んでやったりと、適切に対応している姿を見ると、うちのめされた気になる。
要するに、私は、彼等のような素晴らしいママではない。

余裕の問題ではない。なぜなら、忙しい日本で生活する友人たちより、私は恵まれた環境にいると思うから。
あるいは、子供の生まれ持った性質にもよるのだろうが、一度火がついた娘を静めるのに、私はいつも途方に暮れてしまう。

素晴らしいママとは、「仏」に近い気がする。


主語をきりんタンに移して。
3月から保育園に通うことになりました。
きりんタンは、とても社交的なのと、有り余るエネルギーの持ち主なので、同じ年代の子供たちと、もみくちゃにされた方が良いと思ったからだ。
一般的には、3歳頃まで手元においておくのが理想的らしい。確かに、まだ一歳半の赤ん坊を、競争社会におくのは酷かとも思ったが、私の心配をよそに、本人は喜んで通ってくれている。

初めて保育園を見学しに行った時は、勝手に園内のオモチャをあさり、遊び出す。
二度目に手続きに行った時は、園内に入るなり、私達から離れ、奥へ連れて行け!と先生の一人に抱きつく。
通園が始まってからは、扉が近くなると、私達の手を振りほどき、園内までダッシュ。夕方迎えに行くと、帰りたくない!と先生にしがみつき、帰りの車中では、「ガーガー」と、文句の吠え声を発するほどなのだ。



取りあえず、彼女にベストな選択をしてあげたママなのだが、よっぽどそのママと一緒に家にいるのがつまらないのだろうと、少々反省している今日この頃である。
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by megimei | 2009-03-10 10:15 | 心の鏡

生まれ持った品格

前回の日記にちなんで。

元サッカー選手は、モダンに改装した、シントラの城に住んでいた。
そして私には、中が歴史物で埋め尽くされた、モダンな家に住む友達がいる。
彼女は、ポルトガルの侯爵である。

もっともポルトガルは1910年から君主制でなくなっているが、彼女のお父さんはカダヴァル公爵(マルタ騎士団の一員)であり、彼が亡くなった今は、彼女のお姉さんのディアナ(Diana)が11番目のカダヴァル公爵の肩書きを継承している。

王家の出であるからといって、大金持ちという訳ではない。(元サッカー選手の家のように)デザイナー家具がある家でもない。但し彼女は、先祖の油絵の肖像画や年代物の皮張りの本といった、お金では買えないような宝に囲まれて暮らしている。

サッカー選手のように一代で有名・大金持ちになり、残りの一生を蓄えで生活できるような人もいる。
一方、王族でありながら普通に学校に行き、就職し、しかしその国の歴史を(背負って)生きている人もいる。
どちらも凄いが、それぞれが持つオーラは全く異なる。


一度モモは、彼女の家で行われた上流階級ばかりを集めたパーティーで、エスニック音楽の演奏をしたことがある。金持ちスノッブの香りがただよう中、庭の片隅で、怪しい音楽を奏でる連中(モモたち)に唯一近づいてきて、とっても気さくに話しかけてきたのは、ブラガンサ公爵(ポルトガルの王となるべく人物)であった。

こういう人たちは、生まれ持った品格というのがあるのだろうか、いやらしい感じが全くなく、愛すべきキャラクターであると感じた。

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(パーティーの準備中。全ての寝室が、この庭に面してます。正面は、リビングとダイニングルーム。)
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(これは、エヴォラにあるカダヴァル城(Palácio Duques de Cadaval)。ディアナ宮殿の前にあります。この日もモモは演奏しました。)

カダヴァル公爵たちが眠る教会ももあります。カダヴァル城とエヴォラのポサーダ(城などをそのまま宿泊施設としているところ)として有名の修道院の間にあります。
以前の日記に少し書いてあります。→民族音楽フェスティバル2
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by megimei | 2007-10-29 07:32 | 心の鏡

越えることの出来ぬ壁

a0101008_152910.jpga0101008_1523799.jpgネットサーフィンしていて、こんなのを見つけた。

「コトネア」という、何度も賞を受けている上質の綿を扱う、会社のウェブページ。(会社は、ドイツ?サイトは、フランスのもの。)

綿が出来るまで・・・では、写真でご覧のとおり、すべて黒人労働者。
そして、やわらかい綿をまとう宣伝イメージに使われている写真は、かわいらしい白人女の子なのである。
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偶然ではあると思うが、このアイロニーが面白い。
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by megimei | 2007-04-26 06:27 | 心の鏡

女性の通る道

良く映画等で「妊娠したの!」と喜ぶ姿が映し出されるが、本当にそうなのだろうか?
私は間違いなく違かった。

体の変化を感じ、妊娠を予感したが、まるでその事を否定するかのように、体の不調も無視しつづけた。そして、最終的には、モモの方から「君は、妊娠したと思うよ。チェッカーで調べてご覧よ。」
一月以上も続いていた緊迫した空気を弾けさせたのである。(彼は、私が報告するのを待っていたのだと思う。)


気の早いモモは、今後の事を相談し始め、私の身の回りの事を注意/監視しする(マジうざかったゼ)。
彼の喜ぶ姿を見ると、なんとも照れ臭いが、私自身の感情は、うれしさとは程遠いところにある。
今抱える複雑な心境を事細かに説明すると、ちょっとした本が一冊書ける程だが、一言で言えば、不安なのである。

命を授かる重大さを何度と想像した事はあっても、実際自分がその状況に置かれると、これ以上経験したことない、責任感とプレッシャーに押しつぶされそうになる。
「リラックス」を努めようにも、漠然とした不安に心が支配され、気づけば、それが一番のストレスになっていたりする。まるで、逃れることの出来ない罠のようで、その不安が今度は恐怖へと進展してしまうのだ。


他の女性は、どうなのだろう。寝る前に想像する。
今では、犯罪者に犯されても、中絶したくない女性の気持ちが分かるようになった。また、妊娠してるのに、身を売る女性が理解できなくなった。
そしてなんにしろ、女性の持つキャパシティーを強く感じるようになった。


父が昔、子を産んだ事のある女性とそうでない女性は、違う(父は、子を身篭ることのなかった実姉に、その養女と共に育てられている)と話してくれた事がある。
私は今正に、身篭る事でしか体験できない世界に足を踏み入れたのだと、しみじみと感じた。
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by megimei | 2007-02-04 23:18 | 心の鏡

ダーウィニズム vs キリスト教

たまに不思議に思うのは、ダーウィンの進化論(現在は「変化」と言った方が正しい?)が当たり前の世界になった今でも、未だにそれが宗教的に受け入れられてないという事実。
神性な中に人間を位置づけたいのは分かるけど、キリスト教だと、進化論信じてはいけないのか?どんな学校でも教えているよね?

更に思うのは、
神が創った人間が、宗教観の違い、エゴや欲で戦争を起こすと考えるよりも、人間も進化を遂げた動物と同じで、野蛮な動物のように荒くなり、戦争を起こすこともある。
それを和ませようと、神/宗教がある・・・って考えた方が信仰者の理にかなっていると思うのよね。


私は、自分の祖先は「猿」と考えると、正直、複雑な気分になるけど(信じない)、まさか、アダムとイブが最初の人類なんて思ってないませんよ。



<余談>
現在は、DNAでも進化論が証明できる。
それから分かることは、文字の配列が似通っている程、肉体的に近いのは勿論、進化(の期間)も短いことを示すらしい。
要するに、チンパンジーと人間との間は、たったの二文字の違いしかなく、それは、私たちがチンパンジーから変化したのが、ごく最近のことだと言うことを証明している。
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by megimei | 2006-10-15 07:42 | 心の鏡

ワールドカップ間近

近年、ワールドカップが近くなると、テロリズム+フーリガン対策が表沙汰さるようになってきている。
今回は、東ドイツでの開催。
もともと共産圏だった東ドイツに関するフーリガン情報は乏しく、今まで通り過去の欧州ブラックリストやらを活用できず、困難を招いている。

私がふと気になったのは、スキンヘッド(ネオナチ)の方。
特に黒人サポーターをどう保護するのか、気になる・・・。
スキンヘッドは、欧州ならどこにでもいるが、東ドイツは発祥の地ではないか。
彼らは、非常に元気が良いので、coloured なら用心していただきたい。

ちなみに最近、スキンヘッドにしない連中が増えているので(ポルトガルにおいてだが)、注意してほしいばかりである。
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by megimei | 2006-05-23 01:54 | 心の鏡

体を動かさなきゃ

やっぱり少し太ったみたい。
着られなくなった洋服が何着かあった。

足って律儀だよな。
体の形や重さが変わろうと、常に同じサイズで支えていてくれるのだもの。 もう少しいたわってあげなきゃ。

全く動かないってのは、どうだろか?
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by megimei | 2006-04-26 06:14 | 心の鏡