カテゴリ:ルシタニアを知る?( 45 )

Nossa Senhora de Nazaré

ついでに、こちらは Nossa Senhora de Nazaré (ナザレの聖母マリア)
17年サイクルでマフラ市を巡礼しているマリア様で、我々の町の教会には、2011年から2012年に保管されていました。この時、町で行われた祭りは、盛大で、写真のように闘牛場まで設置されたのです。
こういう物をいとも簡単に建てられちゃう土地があり放題ってのが、面白いですよね〜。
a0101008_713784.jpg
a0101008_7183088.jpg


もしも興味があれば、この町に遊びに来て下さい。
なーーーんにもありませんが!
a0101008_718145.jpg
真ん中にあるのが、マリア様。それより、おっさん達の格好が大げさで笑える。
a0101008_7185794.jpg
昔は、こんなだったのね。
a0101008_7192983.jpg
これが今。
[PR]
by megimei | 2013-04-09 07:27 | ルシタニアを知る?

Festa dos Merendeiros

a0101008_6302447.jpg4月7日(日曜日)
我がDistrito(町とでもいいましょうか?)Santo Isidoro の宗教イベントにちょっと寄ってみました。

4月4日は、我々の町の守護神である聖イジドロの日です。それにちなんで、毎年その週末は、大きなミサと参加者全員にパンが配られると言う、伝統的行事が行われるのです。
a0101008_610322.jpg

a0101008_6113865.jpg

簡単に由来を説明します。
大昔、この地域に干ばつが続き、農作民たちは守護神である聖イジドロに祈ります。
豊作になれば、次の年の聖の日にお祭りをし、そこへ来た全員にパンを配ろうと誓います。
奇跡が起き・・・?! 
その風習が今でも続いています。1700年からですから、かなりのもんですね。


a0101008_6191761.jpg
実は、時期を同じくして、この地域に Imagem peregrina de Nossa Senhora de Fatima (ファティマの聖母マリアの巡礼の像)が来てました。この像は、世界を巡っているそうです。
あれ? マリア様って日本人だったっけ?
a0101008_621936.jpg



a0101008_622237.jpg
行ったら丁度ミサの最中だったの。この顔・・・。It was right during mass when we got there...

April 4th is the day of St. Isidore who is the patron Saint of this district. On the Sunday of this week, there is a big mass and a local bread is distributed to anyone who shows up at the event.

The origin of this event started back in 1700.
There was a big drought in the area. The local farmers got together and promised the Patron Saint of St. Isidore that if they are able to harvest well, they would make a big party on his day and give bread to all those who showed up.
Miracle or not (?!) it became a prosperous year and the custom still remains today.

By chance, we also got to see the "Imagem peregrina de Nossa Senhora de Fatima (The pilgrimage statue of Our Lady of Fatima)". This statue seems to be going around the world and it just stayed in the church of St. Isidore this Sunday to be celebrated together with the local event.
This busy woman has been traveling too much that she no longer looks western! (see pic)
[PR]
by megimei | 2013-04-09 06:35 | ルシタニアを知る?

オレンジアラート

土曜日の嵐は、オレンジ警報が出ていたのをご存知でしょうか?
今でも3万世帯程が電気がなく、また水道が使えない地域もあります。

私たちの地域で一番被害を受けたのがシントラ森林です。
過去50年間で、最高の自然災害だったそうです。

実は私、現在Castelo dos Mourosで作業しています。
そう、シントラのムーアの遺跡です。
a0101008_110209.jpg


月曜日、シントラ森林は全ての道がふさがれ、立ち入り出来ないとニュースでやっていたけど、仕事チームのチーフから連絡が入らなかったので、取りあえず行ってみる事にしました。
あらら・・・。想像以上にすごい状況でした。電柱、木々は倒れ、あのシントラの巨大な石まで落ちてるところも!
一応、仕事場までは行けたのですが、同じ場所で工事している連中や、シントラの従業員が一人もいません。
この日は、風もなく、森は静まり返っており、なおさら不気味な雰囲気に。
幸い、私が入っている教会(・・・と言っても、これも遺跡ですが)のまわりは、危険ではなさそうだったので、普通に作業を始めたのですが、後ほど、どの労働者も本日は家で待機するように注意を受けていたそうです。なんと、報告を受けていなかったのは、私たちだけ!! いかにもポルトガルスタイルでしょ。
なお、徒歩で登ってくる旅行者までチラホラ現れ、私たちが状況を忠告してあげる始末。きっと緊急プランがないのでしょうね。
a0101008_112785.jpg


今回の災害で、一番ダメージを受けたのが、シャレー(Chalet da Condessa d'Edla)です。まわりの木がドミノ倒しになり、そのうちの一本が(チケット)小屋に倒れたようです。
ペナ宮殿は、庭はめちゃくちゃみたいですが、建物は高台にあるるので難を逃れた模様。
ムーアの遺跡の城壁は、この長い年月をも持ちこたえて来ただけの事はあります。今回の強風の中でもびくともしませんでした。
良かった、良かった・・・。これからぶら下がって作業をせねばならない箇所も出てきます。壁がモロかったら、それこそ生命の危機ですもの!

さぁーて、今日も強風でしたが、明日には仕事のコンディションが整うのでしょうか。それともまた窓の外の天気を眺め、テレビのニュースとのにらめっこの一日になるかしら?


<関連記事>
http://diariodigital.sapo.pt/news.asp?id_news=611454
http://www.noticiasgrandelisboa.com/2013/01/20/temporal-provoca-cenario-dantesco-na-serra-de-sintra/
a0101008_114036.jpg
a0101008_119546.jpg

[PR]
by megimei | 2013-01-23 01:29 | ルシタニアを知る?

緊縮策に対する抗議デモ

何気にモモのお父さん、ポルトガルのニュース番組でコメントしてる。
a0101008_6585430.jpg

先月末のデモに参加しましたか。
警察も参列するとの噂でしたが・・・。

温厚なポルトガル人も怒っています。
この国の場合、大不況どころか、それを管理するシステムが崩壊しているのだから、たちが悪い。

スペインのデモでは、街が国民で埋め尽くされる程に発展するのが常。フランスでは、デモで車が燃え上がります。ポルトガルでは、みんなビーチでリラックス・・・と写真付きでバカにされますが、そのポルトガル人でさえ怒っています。

最近は、規模も回数もどんどん増えて続けています。
友人から何度もお誘いの声がかかるのですが、毎回都合がつかない。
ちなみに、そうです。私は怒り狂う国民クラスに属しております。
「クソ政府!どうにかしろー!生活苦しいのがわかんねーのかぁ!」と叫びながら、胸を張って行列に加わるべき階級の者です。

書きながら、腹立たしくなってきたので、そろそろ終わりにしますが、早い話し、先月末のデモは、行く気満々だったのにも関わらず、膀胱炎になってしまいキャンセル。
(その話しは、後々するとして)結局、腐った国のトップクラスのゴシップするのみで、未だポルトガル一般庶民と共に怒りを表現出来てないのです。

冷えたビール飲んで、忘れるかぁ。
私の方が、あるべき姿のポルトガル人になりつつあるような。

a0101008_6594063.jpg

<モモパパは、スペインであった巨大デモの解説をしてました。スペインでは、このデモをきっかけに、カタルニアが独立運動を起こし、大変な事になっていたのであります。>
[PR]
by megimei | 2012-10-19 07:01 | ルシタニアを知る?

ポルトガルの中絶事情

前回、避妊の記事について書きましたが、今回は、タイムリーにも見つけた中絶の記事を説明します。

もう大分前に、ポルトガルでやっと中絶が認められるようになったとブログ書いたのですが、それから5年が経ちました。
さて、現状は、どのようになっているのでしょうか。

2007年、中絶が合法になってから既に約8万人の女性が本人の意思で中絶を行っています。うち、1万3500人は、リピーターだそうです。
2008年から毎年約30%づつ上昇をみせており、希望する女性は、20歳から35歳の集中しています。

別記事では、政府は、引き続き中絶に対しては、料金を取らない意向を見せているとのこと。
きちんと病院で中絶手術を受けられるようになり、多くの女性の命が救われているのは、事実です。
但し、政府から手当を出してもらうには、妊娠10週目までに中絶手術をするというデッドラインがあり、それをせいぜい11週までに伸ばすべきだとの声が上がっているのです。
この国では、書類手続きにえらく時間がかかるのが当たり前。それでかかる時間の事を考えていたら、例えば妊娠9週4日目の女性の中絶希望患者は、必然的に受け入れられない、と産婦人科や助産婦がお怒りなのです!

なるほど、納得。
この国では、あり得る話し。
書類出るのを待っている間に、別の必要書類の期限が切れ、罰金とか。
全てお前らのせいだろ〜!って怒鳴りつけてあげたいが、そんな事をしたら、もっと嫌な目に合わせられるので、口元をプルプルさせながら、家に帰った事が何度とありました。

でもまあ、中絶の件に関しては、人生プランに関わってくるので、しっかりしてもらいたいですね。
勿論、子づくりしてない人は、ちゃんと避妊してね。


source: Público/Lusa, 2012-02-10, Público, 2012-02-11
[PR]
by megimei | 2012-02-28 08:30 | ルシタニアを知る?

Happy Valentine

みなさんは、バレンタインデーをどのように過ごされましたか?
うちは、「ハッピー バレンタイン」とワイングラスをあげた以外は、ごく普通の一日でした。

しかしシャチ君は、朝からクラスメートと濃厚なキスを交わしてました。
シャチ君がチュをしようと寄り添うと、相手の女の子も「ハッ」と気づき顔を近づけ、抱きついてました。外国人はキス慣れしてる・・・というか、ヨチヨチ歩きの幼児でさえ、かなりサマになっています。
これを見たのが、私のバレンタインデー一番のロマンティックなひと時だったかしら?!


さて、一般ポルトガル人は、一体どうだったのでしょうか。
今年は不景気も重なって、家で過ごすカップルが多いと予測されていました。
それはそれで、相当ロマンティックなシーンまで発展しそうで、非常によろしいですが、こちらの若者はどのように避妊を行っているのでしょうか。

実は、学生の避妊への重要性や知識が低下している事が明るみに。
バレンタインデーに出されたInquérito Sobre Saúde Sexual e Reprodutivaの発表(15大学、2741人へのアンケート調査)によると、避妊具の中でやはり一番利用が多かったのが49%のコンドーム。次いでピルが38%なのですが、うち70%が飲み忘れがあるとこたえているのです。

ポルトガルでは、避妊として、コンドームとピル両方を使用するのが主流とされていますが、21%のピル服用者が相手に更にコンドーム着用を要請し、男性本人の意思でコンドームを使うのは、たった4.3%にとどまり、女性の方が避妊に慎重ということが伺えます。


驚くのが、全体の4.3%の学生が、HIV / AIDSは、同性愛者、売春、麻薬中毒者の間でしか感染しないと思っている事です。
更に、去年までの調査データで、日々12人のティーネージャーが出産を経験しており、19歳までの思春期の間に中絶を体験している子が10%にものぼるそうです!

これは、しっかりと学校で性教育をやりなおしてもらわねばなりませんね。
ポルトガルのようなカトリック国でも、婚前前のセックスなんて当たり前の世の中ですもの。


Source : (ポルトガル新聞)Público, 2012-02-14
[PR]
by megimei | 2012-02-17 00:50 | ルシタニアを知る?

平和の日

昨日(1月30日)は、こちらで一般に言う平和の日でした。
a0101008_832610.jpg


一言に「平和の日」と言っても、色々とあるのをご存知ですか?

●World day of Peace:1月1日。ローマカトリック教会が「平和」に捧げる祝日。基本的には、ローマ法王が毎年、教会に対して、権威ある宣言(抱負/テーマ)をする日でもあります。
ちなみに2012年に出されたテーマは、Educar os jovens para a Justiça e para a Paz「正義と平和の為に若者を教育する」(ベント十六世法王)です。


●国際平和デー(International Peace day, World Peace day):9月21日。一般的に世界中で祝う平和の日です。上と同じく「平和」に捧げられた日で、主に戦争をなくそう、という願いが込められています。
この日には、NY国連にある、Peace Bellがならされます。この鐘は、(アフリカ大陸以外)全ての国の子供たちから寄付されたコインが融かし込まれおり、なんと日本の国会から寄贈されたものなのです。


●そして、昨日は、「学校の非暴力と平和の日」でした。
日本語にすると、訳の分からん事になるので、一応英語でも書いておくと、こういう風になります。

The School Day of Non-violence and Peace ( DENIP: Dia Escolar de la No-violència i la Pau - カタラン・マヨルカ語)

スペインはマヨルカの詩人Llorenzo Vidal Vidalによって、1964に設立された遵守です。
「普遍的な愛は利己主義よりも優れており、非暴力は暴力よりもましで、平和は戦争よりも良い」というのがスローガンです。

幼稚教育の分野(幼稚園や保育園)で祝うようになりました。
うちのきりんタンもこの日の為に、ハトを飾り付ける宿題が出ました(写真矢印の鳩)。
それが、平和を象徴する白い鳩であるべきものが、なんだか毒々しい感じに!
他のクラスメートの鳩は、本物の羽根がついていたり、綿が貼付けてあったりと、とても奇麗に出来ています。
これでは、いかに私とモモがいいかげんかが、バレバレだわ〜。
a0101008_832391.jpg


なお、この日がなぜ1月30日になったのかと言うと、この日はマハトマ・ガンジーが暗殺された日なのです。平和最大の武器である、非暴力と不服従を提唱した彼にちなんだ日を選ぶなんて、ピッタリ思いませんか。
[PR]
by megimei | 2012-02-01 08:33 | ルシタニアを知る?

Bolo Rei - 王のケーキ

Bolo Rei の説明をすると書いた事をすっかり忘れていました。
もう二月間近ですが、約束通り、説明しておきます。

a0101008_894175.jpg

クリスマスからDia do Rei の時期になくてはならないのが、Bolo Rei(王のケーキ)。
この「王のケーキ」は、東方の三賢者の幼子イエスへの贈り物を象徴するものなのですが、王冠のごとき、ドーナツ型になっており、上の砂糖漬けフルーツは宝石のようです。
なお、ケーキの生地は金、ドライフルーツは没薬、ケーキの甘い香りはお香と、賢者の贈り物を表しているそうです。
実は、中には空豆が隠されており、それに当たった人は、願い事がかなえられる、あるいは、その場の食事をおごらねばならないという伝統があります。

昔は、貴金属も隠されており、それに当たった人は、その日は'王'になる事が許され、次のクリスマスには、この「王のケーキ」を用意する義務があったのですが、貴金属を喉に詰まらせる危険性から、欧州で禁止令が出、今では、空豆だけの習慣が残っています。


では、なぜ空豆を隠すようになったのでしょう。
東方の三賢者は、キリストの誕生を告げるベツレヘムの星を見た時、彼等の中で誰が贈り物を最初に捧げるという名誉を得られるか議論します。ですが、なかなか合意に達する事が出来ないでいました。あるパン職人がそれを見、空豆を隠したケーキを賢者達に差し出し、順番に一切れづつ取って食べるように言いました。そして、空豆が入った一切れを取った者が最初にイエスに贈り物を捧げるよう提案したのが、この習慣の始まりのようです。

これは伝説であって、歴史的には空豆には別の理由があるそうなのですが、今回は、Dia do Rei(王の日)にちなんで、多くの人の間で語られ続けている伝説のみにとどめておきましょう。
[PR]
by megimei | 2012-01-30 08:13 | ルシタニアを知る?

Dia do Rei

a0101008_2372394.jpg

1月6日は、Epiphanyです。日本語では、公現祭(こうげんさい)と、聞き慣れない言葉ですが、要は、幼子イエス・キリストへの東方の三賢者の訪問と礼拝を記念する日です。
こちらでは、一般的にDia do Rei (王の日)と言います。

カトリック教会で、この日を休日と義務づける必要がなくなり、ポルトガルでは普通の日と変わりないのですが、一応祝う習慣は残っているみたいです。保育園に子供たちを迎えに行くと、それぞれちゃんとBolo Rei (王のケーキ:後日説明します)を手に、冠をかぶって出てきました。
a0101008_2381846.jpg


スペインでは、El Dia de los Reyes(王達の日)で、この日は祭日。ヨーロッパ、アラブ、アフリカを代表する賢者達がそれぞれ馬、らくだ、象に乗って町中をパレードします。子供たちは、磨き上げた靴を玄関に並べ、翌朝その下に置かれる贈り物を楽しみにするのです。グローバル化が進むにつれ、他の諸国と同じようにクリスマス習慣へ移行しつつあるものの、両方祝う(プレゼントも二回)家庭も未だにあるそうです。

うちは、モモのお父さんがスペイン人なので、この日には孫達をつれて、お出かけするのが恒例になっており、今年からあまり手がかからなくなった、きりんタンも連れて行ってもらえるようになりました。
途中から、私たちもシャチ君を連れて合流し、みんなで海へ行き、日が沈むまで遊びました。

保育園のクリスマス会で、東方の王の一人を演じたきりんタンに、3人の王様の話しをしたけれど、分かったかしら。まだまだ賢者とは、ほど遠い存在です。
どうぞ、今年もよろしく。
[PR]
by megimei | 2012-01-06 23:04 | ルシタニアを知る?

Jeropina を飲みながら

秋。それは栗、南京の時期である。
a0101008_7341497.jpg

ポルトガルでは、焼き栗をこうして道で売っている。かつて日本にも良くあった石焼芋屋さんのようで懐かしい。
11月11日のSt. Martinho の日では、焼き栗を食べる習慣がある。
子供たちも切り込みを入れた栗を保育園に持って行き、皆で焼いて食べたらしい。

時期は少々ズレるが、秋は南京の収穫もある。我が家のちっぽけな畑でも、巨大かぼちゃを3つ収穫することが出来た。
近所の畑では、既に収穫されたかぼちゃたちが山積みになっている。この辺りでは、屋根の上とかにも並べられ、ゆっくりと冬を待つのである。そしてクリスマスには、このかぼちゃを使ったデザートが用意されるらしい。
・・・美味しそうに聞こえるかもしれないが、ポルトガルのカボチャは、実に水分が多く、旨くない。庭で取れたかぼちゃを調理する度に、日本のホクホクとしたかぼちゃが懐かしくなるのだ。
まずくとも、この国でもカボチャは、人気者で、こうしてトラックに積まれ、山のクネクネ道を運ばれて行くのである。
a0101008_7361855.jpg

[PR]
by megimei | 2011-11-18 07:44 | ルシタニアを知る?