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ピンク

義理の弟夫婦は、アラファマのアパートで暮らしていた。
アラファマはリスボンでも古いエリアで、起伏が激しい上、小道が多く、上の道と下の道とが細い階段でつながっていたりする。歴史的風情たっぷりで、絵葉書にできるようなシーンが数歩歩くたびに発見できる。
彼らが住んでいたアパートも、昔の建物をうまく利用したつくりになっており、それは、それは申し分ない美しさであった。

そんな素敵なところを手放す事となったのは、子供ができたからである。そのアパートでは狭すぎるので、カスカイスに移り住むことになった。

そして、アラファマのアパートはというと、50代のゲイカップルが購入したそうである。弟夫婦がそうであったように、彼らも一目ぼれだったらしい。
(アラファマの素敵なアパートに住むゲイカップルって、物凄くサマになりません?)

さて、話はココからなのだが、主人の両親もこの夏からアルジェスの小さなアパートに暮らすことになった。義理両親がはいったアパート以外、残りの3件は全てゲイの男性が購入したそうである。

ポルトガルでもいるんだな、ゲイ人口がこんなに・・・。
男性はマチョイズムが全てといっても過言ではないラテンの国も、少しづつ変化しつつあるのだろう。
by megimei | 2007-11-16 06:39 | ルシタニアを知る?
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